事例②-妻からの慰謝料請求の減額に成功し、協議離婚が成立した事例

1 ご依頼までの事実経過

 Bさんは、職場で知り合った女性と親密になり、交際を開始しました。
 もっとも、Bさんがその女性と交際を開始した時点では、妻との夫婦生活は破綻しているような状況にあり、Bさん夫婦は口頭では離婚することに合意していました。
 その後、Bさん夫婦は別居することになりましたが、別居した直後、Bさんの妻の代理人である弁護士から内容郵便が届きました。そこには、Bさん夫婦の婚姻関係が破綻した原因が上記の交際にあるとして、離婚に応じる条件として慰謝料の支払を求める旨が記載されていました。
 Bさんは、女性と交際を開始したことと妻との婚姻関係が破綻したことは無関係との認識であったため、妻が求める高額な慰謝料を減額したいと考え、当事務所にご依頼いただきました。

2 交渉結果等

 Bさんは、慰謝料を減額したうえで、適切な条件での離婚を希望されており、出来れば任意の交渉によりこれらを実現したいとのことでした。
 そこで、当事務所の弁護士は、Bさんの上記要望を実現すべく、Bさんの妻の代理人弁護士との交渉を開始しました。
 交渉においては、当事務所の弁護士は、Bさんが女性と親密な関係になったのは妻との婚姻関係がすでに破綻した後のことのため、このことが婚姻関係破綻の要因にはなり得ない旨を主張し、慰謝料の減額等を求めました。
 そして、交渉を重ねた結果、Bさんの妻が主張していた慰謝料の大幅な減額に成功し、Bさん夫婦は協議離婚が成立することになりました。

私たちが丁寧にわかりやすくお話します。

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